Q:超複合発酵キノコ菌糸体エキスの原料の一種としての冬虫夏草

シイタケは私たち日本人には、日常的な食品としてなじみがありますが、たしかに冬虫夏草は名前ばかりがひとり歩きして、実際にはどういうものかよく知られていないようです。

冬虫夏草とは

冬虫夏草は、チョウや蛾などの昆虫に寄生して育つキノコです。冬虫夏草の胞子が、土中の昆虫の幼虫の口や消化器官などから侵入し、昆虫の体内の養分を吸収して菌糸体を作ります。その菌糸体が幼虫の体内で一杯になり、幼虫は死にますが、やがて幼虫の頭の部分から芽が出て、成長してキノコ(子実体)として地表に顔を出します。

冬虫夏草の種類、中国産の冬虫夏草

これが冬虫夏草で、冬の間を土中の昆虫の体内で過ごし、夏になると植物として姿を現わすことから「冬虫夏草」の名前がついたのです。寄生する昆虫によってキノコの名前が異なり、現在、世界で三五〇種類余りの冬虫夏草が発見されています。それぞれ薬効がありますが、最も有名で薬効も高いのが中国の高山地域のコウモリ蛾に寄生する冬虫夏草です。超複合発酵キノコ菌糸体エキスの原料となっている冬虫夏草も中国産です。

冬虫夏草の薬効

中国では古くから、冬虫夏草が薬用として用いられ、ことに宮廷では「強精強壮·不老長寿」の妙薬として珍重されていました。また、薬膳の代表的な食材として、現在も用いられています。