「シイタケ発酵菌糸体エキス」は中国のトップ科学者によって開発されてきた

北京市科学技術研究院とは

中国の科学技術を統括する北京市科学技術研究院には、傘下に二四力所もの研究機関がありますが、北京市栄養源研究所はそのひとつです。ここは主に、生物、化学などの先進技術を生かして、各種の栄養源、補養食品、食品、飲料などを研究開発している応用技術研究所です。所属する開発研究員たちは約三百人、全員が中国ナンバーワンの北京大学出身者で、医薬品、健康補助食品などの部門に分かれて研究開発に取り組んでいます。

「シイタケ発酵菌糸体エキス」の開発と製造

中国における健康食品研究開発の、いわばメッカともいうべきこの研究所で「シイタケ発酵菌糸体エキス」が生まれたのです。開発者の李静綺女史は北京大学生物学系を卒業後、原子能農業応用、食用薬用真菌の研究及び開発につとめ化学技術賞を受賞。一九八六年より、食用薬用真菌発酵技術研究と栄養保健食品の、開発主任研究員を務め、北京市重点項目としてシイタケ発酵菌糸体技術の開発に携わりました。

そして、完成させた技術は国家最高技術商品として認定され、一九九三年に北京市政府と北京市栄養源研究所の協力を得て栄養補剤工場を設立、主商品として、シイタケ発酵菌糸体エキスの製造を開始しました。

発酵技術の実現

ところで、発酵といえば私たち日本人にはなじみ深いものです。昔から日常的に口にしているミソや酒、醤油、漬物などは発酵という加エ技術を経た発酵食品です。これらは、発酵させることによって美味しくなるのですが、それは、微生物が食材のタンパク質やデンプンなどを養分として摂取し、それらの高分子成分をアミノ酸やオリゴペプチド、脂肪酸などの低分子に分解するためです。低分子化によって美味さを増すとともに、その栄養素はより体に吸収されやすくなるのです。